ダウンタウンの松本人志(54)が、ボクシングの前WBC世界フライ級王者比嘉大吾(22=白井・具志堅スポーツ)の体重超過問題について、試合直前に心配していたことを明かした。

 22日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」は。比嘉が体重超過でWBC世界フライ級王座を剥奪された問題を取り上げた。比嘉は前日計量で51・7キロとリミットを900グラム超過。2時間の猶予も1時間半後にギブアップして王座を剥奪された。試合でも初黒星を喫し、日本新の16連続KOもならなかった比嘉に、ボクシングファンの松本は「ネリの時に僕なんかも散々言いましたからね。だから、じゃあ日本人選手になったら急に庇(かば)うのかっていうのも……」と苦しい胸中を吐露し、「こんど階級上げてでも、こんなことを忘れさせるくらいの活躍をしてもらうしかない」と再起を期待した。

 比嘉の試合を会場で観戦しようと思っていたという松本だが、「先週ギリギリくらいに、『あれ? ちょっと比嘉くん体重大丈夫か』って、ポロッと言ったんですよ」と嫌な予感があったことを明かし、「なんかちょっと当たってたみたいで、なんだろう、怖い。そんな予感がしたのかな」と振り返った。