松坂桃李(29)の妄想映画フライヤー集「妄想・松坂桃李2」(ワニブックス)の発売記念イベントが5日、都内で行われた。

 月刊誌「プラスアクト」で連載中の、松坂が妄想で映画のフライヤーを作るコーナー「テアトルトオリ」をまとめたもので、16年に発売した「妄想・松坂桃李」に続く第2段。松坂が架空の映画とそのストーリーを考え、主演俳優としてフライヤーに登場するというもの。

 「ありがたいことだけど、どのあたりに需要があったのか僕も理解できていない」と困惑気味の松坂は、「妄想は小さい頃から1人遊びでやっていたので、自然と出てきました。僕の妄想は暗くなりがち。結婚詐欺に遭って泥沼の殺し合いになったり、友情が破綻したり、ハッピーエンドじゃないものが多い。『もっと明るめな妄想をしてくれ』と言われました」と笑って振り返った。

 お気に入りは、妄想映画「君の名字は。」のフライヤーで披露した、29歳の制服姿だという。「この撮影中に、下校中の本当の学生と見比べて、『終わったな』と。現役と比べるとちょっと違うな、体のフィット感が出せなくなってきている」と年齢を実感しているようだった。

 かなりのインドア派で、旅行といえば、16年の日本テレビ系ドラマ「ゆとりですがなにか」で共演した岡田将生(28)柳楽優弥(28)と「昨年3人で京都旅に行ったくらい」という松坂。休暇をもらったとしても「家でDVDを見たり、本を読む」くらいだといい、理想のデートも「(自宅で)VRデート」だという。

 挑戦したいことを聞かれると「『ゆとり-』の3人で、次はもうちょっと遠くへ行って、だんだん海外に行こうと話しています」と明かし、「内にこもる男3人なので、なるだけアクティブになろう、と。沖縄か北海道か、京都より遠くに行きたいですね」と、脱・インドア派宣言。「いずれ僕も岡田も結婚して、3人で家族旅行とかに行けたら。(結婚は)30代のうちにできればいいですけど」と“妄想”していた。