大野いと(22)が12日、都内で主演映画「クジラの島の忘れもの」(牧野裕二監督)の初日舞台あいさつに登壇した。

 沖縄を舞台に、森崎ウィン(27)演じるベトナム人研修生に引かれ、恋に落ちる女性を演じた。

 タイトルにちなんで「人生最大の忘れもの」を聞かれると、「高校から上京して仕事と学業を両立していたので、友だちと全然遊んでいなかった。もうちょっと、制服を着て渋谷とか自由が丘とかで遊べたら良かったな~というのが、高校時代の忘れものです」。

 阪神・淡路大震災で母を亡くし、心に傷を負った女性が前に進む映画。「国を超えて恋愛をして、前に進んでいく、という物語が、私は本当に好きです」と作品をPRした。

 共演の森崎、黒田よし子(39)も登壇した。黒田は「20歳くらいの時、朝急いで歩いていたら、後ろから『(ワンピースの)チャックが全開よ』と呼び止められました」と“人生最大の忘れもの”明かした。