頸椎(けいつい)硬膜外膿瘍(のうよう)で入院し、手術を受けていたことを明かした女優三田佳子(76)が、「今回は四肢のまひも覚悟いたしました」とつづった。

 三田は10日のブログで、昨年10月ごろに首の痛みを訴えて受診したところ頸椎硬膜外膿瘍と診断され、そのまま入院し手術を受けていたことを明かした。

 14日に更新したブログでは、頸椎硬膜外膿瘍について「脊髄を取り囲む硬膜の外側に化膿菌(かのうきん)による膿瘍ができ、脊髄などを圧迫する病気です。原因菌はブドウ球菌(きゅうきん)のことが多く、からだの各部の感染症に引き続いておこるようです」と説明するとともに、「ドレナージ手術に抗生物質の投与。私にはとても辛い日々でした」と入院と手術を振り返った。

 自身は96年に子宮体がんを患い、手術を受けており、「その為、抗生物質に耐性が出来ていたらしく。今回は四肢のまひも覚悟いたしました」という。「ひとつ決断が遅かったら私はこの場でお話ししていないかも知れませんね」とギリギリの状況だったことを明かした。