NHKに入局したお笑い芸人たかまつなな(24)が、NHK退局も考える事態に直面していることを明かした。

 たかまつは今年4月、同局にディレクター職で入局。芸人はアマチュアとして活動を続けるほか、自身が設立した会社「笑下村塾」の経営についてもNHK側の許可を得たとして、継続するとしていた。

 しかし14日には「NHKを辞めるか、笑下村塾を辞めるか」のタイトルでブログを更新。「大問題が発生し、この数週間、ずっと悩んでいました」という。NHKからは笑下村塾の代表取締役を退くように求められたため、自身は取締役となり、信頼を寄せるパートナーに代表を任せていたが、その新代表がメニエール病気を発症し、療養することになったと報告した。

 自身が代表に戻ることはNHK側から許可されず、「そこから私はNHKを辞めるのか、笑下村塾を辞めるのか、毎日頭を悩ませました」という。笑下村塾が大事だというたかまつは「NHKをやめる覚悟もありました」というが、病気で倒れた新代表や笑下村塾のスタッフたちから「NHKを辞めないで」との声が多数寄せられたとし、「ここで、志半ばでNHKを辞めては絶対にいけません。若者に刺さる政治・社会問題の番組を作りたいです」と、あらためてNHKに入局した目的をつづった。

 「まだまだ報道や、会社経営で学びたいことが、そして視聴者の方に伝えたい番組ができていないので最後の最後の選択にそれはすべきだと思うので、ぎりぎりまで、両立できるように頑張ります」と意気込んだたかまつ。「このピンチを助けて下さい」と、笑下村塾への支援を呼びかけた。