米俳優ジョニー・デップ(54)の激ヤセぶりが、注目を集めている。米情報サイトはRadarOnlineは先週末、ストライプのシャツにジーンズ、帽子にサングラス姿でモスクワ市内を歩くデップの数枚の連続写真を公開した。

 デップは自らのバンド「ハリウッド・バンパイア」のメンバーらと共に、詩人のマヤコフスキー博物館でコンサートを行ったというが、バンドメンバーたちと一緒に歩いているデップは、ガリガリにやせ細っている。

 顔はゲッソリとやつれ、青白く、一気に老けた様子だ。デップの憔悴(しょうすい)し切った姿に、ファンの間でも健康状態を心配する声が挙がっているという。

 情報筋の話によると、アルコール依存症を患っていたデップは酒を断ち始めて以来、体重が激減。前妻アンバー・ハードとの離婚劇以来、精神的に困難な時期にあるようだ。

 情報筋はさらに、ここ数年、元資産管理会社との間で泥沼の訴訟争いが続く中、同社がついに、デップの5億円におよぶ借金返済のため、ロス市内にある不動産5つの差押え申請を行うなど、深刻な金銭トラブルも重なり、デップの心労は絶えないとしている。(ニューヨーク=鹿目直子)