女優池田エライザ(22)が主演する映画「ルームロンダリング」(7月7日公開、片桐健滋監督)の完成披露試写会が11日、東京・港区のニッショーホールで行われた。

 事故物件に住み、その履歴を帳消しにするという秘密の仕事をしている女性(池田)が、幽霊たちに振り回されるコメディー。事故物件を紹介する不動産店の叔父役をオダギリジョー(42)が務める。

 ロンダリング(洗浄、消去)したいことを質問された池田は「邪念」と返答。「何かに目がくらんでしまいそうなときに、クリアーでいたい」と説明した。

 健太郎(20)は過去の苦い経験を挙げた。「先輩の引退試合」だとして、高校時代にバスケットをしていて、先輩の引退試合をする学校を間違えて、行けなかったことを打ち明けた。

 また、スペシャルゲストに、事故物件住みます芸人の松原タニシ(36)が登場。3DKの部屋に3万円の格安家賃で住めるなどのメリットを強調したが、池田は「今のところは楽しい生活を送っているので…。もし、事故物件に巡り合えば…」とイマイチ乗り気ではなかった。

 共演の渋川清彦(43)と片桐監督(39)も登壇した。