舞踊家の花園直道(29)が12日、日刊スポーツ(大阪市北区)に来社した。今秋に開催される「花園直道~百花繚乱 華FUBUKI~」(9月13日、NHK大阪ホール)について「生のステージを見てもらいたい。若いメンバーが、頑張って日本の伝統文化を守っています。エネルギーや迫力を感じて、元気になっていただきたい」と話した。

 今年2月名古屋で大好評を得た公演が大阪初上陸。日舞、歌、太鼓、女形…など盛りだくさんの内容で「大阪公演では、さらにパワーアップしています」。構成や演出などは準備段階だが、大阪公演では「花の慶次」メドレーを披露する考えも。民謡にも初挑戦する予定で、数カ月前から習い始めるなど、着々と公演に向け取り組んでいる。

 ゲストには歌手松阪ゆうき、日本舞踊師範の五條詠寿郎を迎え、若手和楽ユニット「喜楽座」、歌踊演舞一座「響ファミリー」ら、個性豊かな面々が脇を固める。「刺激し合いながらやっています。我々だけのエンターテインメントショーとして見ていただきたい。全国、海外でもやらせていただければ」。大阪を皮切りに、世界公演の夢も語った。