タレント中山秀征(58)が6日放送のテレビ朝日系「耳の穴かっぽじって聞け!」(月曜深夜1時55分)に出演。テレビの視聴者に対しての本音を語った。

中山は「今はテレビの中にいる人が正しいことや正しい人を期待されていますが、それは見ている人からするとつまらないになります。テレビの中の方向性が“注意されない作り方”になってますね。これもすばらしいテクニックなんだよね。昔のテレビが良かったと思うのでしたら見たい人が見て、見たくない人が見ない、家庭で決めてもらった方がいいですね。それでも子どもに見せたくない番組第1位の『8時だョ!全員集合』は視聴率50%を記録したわけですから、皮肉なものです。良くないものがいい。これがテレビなんですよね」と語った。

そして「最近さ、テレビが面白くなくなったとかテレビがつまらなくないとか、よく聞くじゃない。これはどうなんだろうなって思うのよ。もっと言うとテレビに出てる人がそれ言っちゃってるってケースがあるじゃない。俺はそうは思ってないのね、まだ。可能性があるんだけど。昔テレビ出てた人って、芸は一流。例えば歌手だったら歌はうまい。役者だったら芝居がうまい。お笑いだったらおもしろい。だけでよくて、人としてはめちゃくちゃだった人が多い。失敗している人が多い。特殊能力だったわけじゃん。そこだけよかったんだけど、今は歌がうまい上にちゃんとしてなきゃいけない」と現在の風潮を語った。

さらに中山は「例えばさ、勝新太郎さんの記者会見さ、タバコ吸いながら、ガンで復帰会見っていうのをやったときに『酒、タバコやめました』って言いながらタバコ吸いながらそれ話してる。裏切らないわけですよ。勝新太郎とはこうあるべきだと。それでよかったんだよね。今だったらさ、“そんな具合悪いのにタバコを吸うなんて何事だ”と。アウトじゃん。それが“おもしろい”という風に、“さすがだな”にはならない。でも俺は(勝さんの会見のような)そういう世界であってほしいっていうのはあるのよ」と本音を語った。