SUPER EIGHT丸山隆平(42)と沢尻エリカ(40)が、映画「薔薇の鎖」(12月11日公開)で初共演&ダブル主演することが6日、分かった。佐藤佐吉監督(62)が、20年前に着想したアイデアを元にした原作のないオリジナル作品で、丸山は目覚めたら手錠でつながれていたスーツの男、沢尻はTシャツの女を演じる。

男と女は手錠でつながれ、側には大破したパトカー、アタッシェケースに詰められた大金、大量の麻薬が転がっている。状況的に、どちらかが警察で、どちらかが犯罪者だが2人とも記憶がなく、互いの正体どころか、自身の素性も分からず困惑する。丸山は「ついに公開されてしまうのですね。世に放たれるのですね。本作はある意味問題作! 皆さまがこれまでに感じたことのない体験をするために生まれた映画だと僕は仕上がりを見て思いました」と作品を評した。

そうした、複雑な作品の主演として、丸山は誠実さと親しみやすさの中に、えたいの知れない影を感じさせ、善人か悪人か分からないスーツ男の二面性を自然に表現できる存在として白羽の矢が立った。一方、沢尻は女性としての圧倒的な格好良さと、ふとした瞬間に見せる繊細で美しい魅力を併せ持ち、強気で口が悪く、誰も信用しないTシャツ女の裏にある孤独や傷を、説得力をもって演じられるとして、一択の存在だった。

沢尻は「丸山さんは、初めましてとは思えないくらい気さくな方で、現場でも率先して雰囲気をつくってくださいました。お芝居でも瞬発的にいろいろなアイデアを出してくださり、私自身もたくさん刺激を受け、ワクワクしながら演じることができました」と丸山に感謝した。

丸山、沢尻、佐藤監督のコメント全文は、以下の通り。

丸山隆平 コメント 映画「薔薇の鎖」。ついに公開されてしまうのですね。世に放たれるのですね。本作はある意味問題作! 皆さまがこれまでに感じたことのない体験をするために生まれた映画だと僕は仕上がりを見て思いました。公開後、どのように届くのかが楽しみです。佐藤佐吉様が送る数年ぶりの長編映画。しかもオリジナル作品! いつもの決め言葉を言わせて下さい。ぜひ! 劇場でお楽しみ下さいませ。

沢尻エリカ 台本を読んだときに作品の世界観に引き込まれ、とにかく面白くて一気に読んでしまいました。撮影現場でも、普段体験することのないシチュエーションの中でのお芝居だったので、とても新鮮で、演じていて本当に楽しかったです。今回共演させていただいた丸山さんは、初めましてとは思えないくらい気さくな方で、現場でも率先して雰囲気をつくってくださいました。お芝居でも瞬発的にいろいろなアイデアを出してくださり、私自身もたくさん刺激を受け、ワクワクしながら演じることができました。この作品を、ぜひ多くの皆さんに楽しんでいただけたらうれしいです。

佐藤佐吉監督 手錠でつながれた男と女。このアイデアを思いついたのは20年前。監督デビュー作になったかもしれない幻の企画が、丸山隆平さん、沢尻エリカさん、音楽・斉藤和義さんという夢の布陣でついに実現しました。現場では難役にもかかわらず終始笑顔の丸山さん、驚くほどの情熱で芝居に取り組む沢尻さんとの怒濤(どとう)の日々は生涯の宝です。これが引退作になっても悔いはありません(笑い)。