女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の3日に放送された第133話の平均視聴率が21・8%(関東地区)だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。

これまでの最高視聴率は、8月8日に放送された第111回で、草太のカツ丼で大繁盛したつくし食堂に裕子とボクテが訪れてきて再会する、という回で24・5%だった。

同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

あらすじは、律(佐藤健)が2年間のアメリカ勤務を終え、東京で菱松電機の課長として働き始めた。その引っ越し先に、連絡を取りあっていた学生時代の友人の正人(中村倫也)が訪ねてきて久々の再会を交わした。さらには、大学時代の恩師の宇佐川(塚本晋也)もやってきた。昔話などをしていると、携帯がなった。1月前に離婚が成立した元妻より子から養育費の確認の電話だった。さらに高校受験の際に助けた犬の飼い主の小川友美が、来る途中に屋台で売ってきた五平餅の手土産を持ってやって来た。律はその気になった屋台に正人と行くと、そこには五平餅を売る鈴愛の姿があり、突然の再会を果たした。そして鈴愛は花野(山崎莉里那)を連れ、引っ越したばかりの律(佐藤健)の家にやってきた、という内容だった。