2日に放送されたNEWS加藤シゲアキ(31)主演の日本テレビ系連続ドラマ「ゼロ 一攫千金ゲーム」(日曜午後10時30分)第8話の平均視聴率が5・3%(関東地区)だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回視聴率は、7・1%、第2話6・7%、第3話6・3%、第4話6・1%、第5話7・9%、第6話5・8%、第7話8・3%だった。

同作は「カイジ」「アカギ」などを生み出した漫画家福本伸行氏の「賭博覇王伝 零」が原作。コミック発行部数は、300万部を誇る人気作のドラマ化だ。建設中のアミューズメントパーク「ドリームキングダム」を舞台に、若者たちが賞金1000億円のために命がけのサバイバルゲームを展開。その中で互いに助け合い、真の友情を築き上げていく物語だ。

加藤のゴールデン・プライム帯主演は、今回が初めて。町の進学塾で教壇に立つ非正規教員でありながら、名乗らずに人を助ける「義賊」でもある主人公・宇海零(ゼロ)を演じる。ドリームキングダムを主宰する資産家の在全無量を梅沢富美男(67)、幹部の後藤峰子を小池栄子(37)が演じる。サバイバルゲームに挑戦する末崎セイギを間宮祥太郎(25)、義賊の真鍋チカラを加藤諒(28)、ゼロをしのぐ頭脳を持つミステリアスな中学生標(しるべ)を佐藤龍我(15)が演じる。

第8話は、リングが2つになったゼロが、王に選ばれるまであと2つが必要だった。そんな中、末崎さくら(ケンドーコバヤシ)がゼロについて行けば、確実にリングが手に入ると、21人で参加するゲーム「魔女の館」の参加者を勝手に集めていた。

不安のままゲームに挑むゼロ。峰子は「とらわれの21人が生きて出る方法はただひとつ。この部屋にかけられた呪いを解くこと」と宣言する。そのためには部屋に隠された「見えない数字」を解く必要があった。

数式を計算するには全員の協力が必要だったが、ついて行けない者はゼロを信用できず反乱を起こす。そんな中、壁からは無数のやりが飛び出し、時間内に正解しなければ全員が串刺しのピンチに。間一髪で答えを送信したがゼロだが、まさかの不正解だった。暴徒と化した挑戦者が、一斉にゼロを攻撃する、という内容だった。