女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の4日に放送された第134話の平均視聴率が23・9%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。

これまでの最高視聴率は、8月8日に放送された第111回で、草太のカツ丼で大繁盛したつくし食堂に裕子とボクテが訪れてきて再会する、という回で24・5%だった。

同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

あらすじは、鈴愛(永野芽郁)は、花野(山崎莉里那)を連れて東京に引っ越してきた律(佐藤健)の家にきた。先に来ていた正人(中村倫也)も加わり、律と鈴愛は2年ぶりに語りあった。鈴愛は津曲(有田哲平)の企画会社に就職。岐阜犬がヒットしたのを機に大ばくちを打ったが莫大な負債を抱え会社が倒産。津曲は夜逃げし鈴愛は債権者に土下座をしてまわっていたことを告白。その後もおひとりさまメーカーをつくりたい気持ちでさまざまな商品を開発し、花野を食べさせていくため五平餅の屋台を併せて行っていることを話した。

律も渡米後にスタンフォードで働いていたが、より子と離婚したことを伝えた。久々に再会し話題の尽きない中、花野のフィギュアの話になり、バックジャンプの試験をうまくクリアできなかったことで泣き出す。律に励まされた花野は元気を取り戻し、2回転を律らに披露。そこでコードに引っかかり倒れた花野にスピーカーが落ちてきた。律はとっさにかばったが、その際に手を骨折した、という内容だった。