米ロックバンド、エアロスミスを引っ張るカリスマ・ギタリストのジョー・ペリーの来日公演に合わせ、東京のタワーレコード渋谷店で14日、「ハリウッド・ヴァンパイアーズ スペシャルラインナップ・フェア」と題したグッズフェアが世界に先駆けで始まった。

ジョーが来週から東京、大阪で初の来日公演を行うことから、“来日記念”として実現。しかも、フェアの内容はジョーの他、アリス・クーパー、ジョニー・デップ、トミー・ヘンリクセンで構成されるスーパー・バンド“ハリウッド・ヴァンパイアーズ”のスペシャル商品を中心にしたラインアップとなっており、ワールドワイドな注目度になっている。開催は11月11日まで。

“ハリウッド・ヴァンパイアーズ”は、米ロスのサンセットストリップにあるレインボー・バー。古くはジョン・レノンやリンゴスター、ジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソンなどロック・スターらが集まり、いわば交流の場となっていた。

その後、70年代になるとキース・ムーン、ミッキー・ドルレンツ、ハリー・ニルスン、アリス・クーパーなどが常連となり、さらにジョニー・デップらによって活性化してきたと言う。そこにジョー・ペリー、トミー・ヘンリクセンが加わり、最近では“ハリウッド・ヴァンパイアーズ”の名称を使ったスーパーバンドでアルバム制作やワールドワイド・ツアーも繰り広げている。

そんな中、ジョーは、自ら設立したプライベート・レーベル「Roman Records」から今年1月に9年ぶりのソロ・アルバム「SWEETZERLAND MANIFESTO」を発売。今回は、そのアルバムに連動したもので、大阪(17日)と東京(18日)で予定している。

関係者は「公演はエアロスミスでリズムギターを担当する盟友のブラッド・ウィットフォードの参加も決まり、ツインギターでエアロスミスとはひと味もふた味も違った魅力満載のライブパフォーマンスを披露している」と話す。

グッズフェアでは、グラフィックTシャツをはじめ、スペシャル・ステッカー、電子タバコ「アイコス」のケース、さらにはスマートフォンケースなど、さまざまなオフィシャル・グッズを取りそろえている。

フェアの開催期間中にはジョンも東京にいるだけに、関係者は「ジョーやメンバーが突然に会場を訪れるかもしれません。サプライズを期待しているファンも多いようです」と話している。

◆ジョー・ペリー来日公演

▼17日 大阪・メルパルクホール大阪

▼18日 東京・品川プリンス・ステラボール