オリエンタルラジオの中田敦彦(36)が、メディアの移り変わりについて持論を展開した。

中田は10日放送のラジオ番組「中田敦彦のオールナイトニッポンPremium」に出演。番組で募集するリスナーからの意見をツイッターのみに限定したことについて説明する流れで、過去に出演したテレビ番組でファクスが利用されていたことに触れ、「さすがに違うだろと思った。なんか媒体って移り変わるじゃないですか。はがきからメール、メールからSNSになって、それすらも……っていう時代ですよね」と時代とともに変わっていくメディアについて語りだした。

さらに中田は、番組ロケで訪れた地方の観光地を例にあげ、「かつて栄えた観光地って、本当に地獄。ボロボロの廃ホテルとかボロボロのシャッター街がいっぱいある。時代って過ぎたわけ。街も生き物だから、どんどん生まれ変わる」と指摘。「そういう移り変わりに対応できずに固執してる店もある。そこにロケに行くと、『もう一回、(時代が)来ると思うんですよね』って言ってんだけど、俺はどう考えても来ないなと。だって、もう一度ファクスの時代来ると思う? ファクスの時代はやっぱり来んよ。ポケベルの時代は来んよ」と断言した。

中田はテレビのレギュラー番組を次々に卒業したことから、一部でテレビ業界から“干された”と報じられている。そのことについては言及しなかったが、廃れた観光地を視聴者離れが進むテレビに例えるかのように「だからそれに固執してちゃよくないなと思うんだよね」と意味深に語った。