A.B.C-Zが20日、オープン55周年を迎えた東京・日生劇場で、主演舞台「ジャニーズ伝説 2018」(29日まで)を上演した。

ラストのカーテンコールで、くしくもこの日31歳になった河合郁人が、「ここで、緊急記者会見ということで。ちょっと皆さんにお伝えしなきゃいけないことがあって。僕、結婚します」と電撃報告。悲鳴があがると、「あっ、うそです。うそです」とすぐに否定し、戸塚祥太(31)から「すぐうそつく~!」とブーイングされた。五関晃一(33)は「半分くらいの人は『はいはい』って感じだったよ」と笑った。

気を取り直して、河合が「この日生劇場は、今日が55歳の誕生日。僕と同じ誕生日なんです」と紹介すると、戸塚が舞台袖から巨大なケーキを運んできた。ファンとメンバーからバースデーソングで祝福され、河合は「日生劇場の55周年には(話題で)勝てないと思っていたので、一緒に祝っていただいて本当にうれしいことです!」と歓喜した。

さらに、戸塚の音頭で「ふみきゅん(河合)、お誕生日おめでとう~!」と歓声を浴びると、「メンバーやお客さんに囲まれて幸せです。この1年は楽しくなるんじゃないかって思いました」と感激。「最初、『結婚します』とか意味分からないこと言って申し訳なかったです。大丈夫、俺のお嫁さんはみんなだから!」とアピールし、会場を沸かせた。

「ジャニーズ伝説」は、初代ジャニーズの4人の成長や奮闘を描き、大ブレークする過程や、4カ月間の渡米の様子などを再現する作品。A.B.C-Zの5人は、初代ジャニーズメンバーの4人と、ジャニー喜多川氏を演じる。橋本良亮(25)は「初日の後、ジャニーさんがすごく喜んでくれたので、ひと安心しました」と笑った。公演期間中、KAT-TUN亀梨和也(32)や滝沢秀明(36)ら、多数のジャニーズタレントも訪れたという。

舞台の第2幕では、少年隊やSMAP、嵐、King&Princeら、ジャニーズの先輩、後輩グループの楽曲を多数披露し、ジャニーズの歴史を振り返る。戸塚は「先輩の方々が本当にかっこいいので、リスペクトを込めて歌わせていただいています。僕もジャニーズなのに、『ジャニーズってすげえな』って感じです」と笑った。塚田僚一(31)は「僕らも歴史を築き上げていきたいです」と誓い、河合は「ジャニーズの歴史を毎日なぞって勉強しています。本当に幸せなファミリーですよね。永遠ですね、ジャニーズは」と再確認していた。