エジプト出身のタレント、フィフィ(42)が、外国人労働者の受け入れを拡大する入管難民法などの改正案をめぐる問題点を指摘し、「理解も無く受け皿も整って無いのに受け入れても混乱するだけ」との考えを示した。

政府は2日、外国人労働者受け入れ拡大のため、在留資格を新設する入管難民法などの改正案を閣議決定し、衆院に提出。早期成立を目指しているが、7日の参院予算委員会で「一夫多妻制」を取る国から外国人労働者が来日した場合の対応について、議論が紛糾した。同法について、与党は13日に衆院本会議で審議入りさせる方針だが、野党は議論が拙速だとして、早期成立に反対している。

フィフィは7日更新のツイッターで、「外国人の社会保障制度見直しを話し合う前に外国人労働者受け入れ拡大を進めるから不安の声があがる。反対する政党もあえてそこはスルーだから同調されない」と指摘。「また労働者も結婚し、家族を持つことはある。例えば学校給食は宗教に対応できる?」と疑問を投げかけ、「理解も無く受け皿も整って無いのに受け入れても混乱するだけ」と私見を述べた。