佐々木蔵之介(50)主演のフジテレビ系連続ドラマ「黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~」(木曜午後10時)の最終回が、13日に放送される。人生の折り返し点が近づいた大人たちが、黄昏の空にきらめく流星のように最後の輝きを模索する大人の恋の物語。原作は1995年(平7)から「ビッグコミックオリジナル」(小学館)に連載されている弘兼憲史氏(71)の漫画「黄昏流星群」。

エリート銀行マン滝沢完治(佐々木)は、入行以来仕事一筋で支店長にまでなったが、予期せぬ左遷宣告を受けて単身スイス旅行へ。そこで目黒栞(黒木瞳=58)と出会い運命の恋に落ちる。一方、滝沢の妻の真璃子(中山美穂=48)は、娘の美咲(石川恋=25)の婚約者・日野春輝(藤井流星=25)と引かれ合っていった。

最終回では、完治(佐々木)は異例の人事で、出向先から銀行に戻ることになった。しかし、妻の真璃子(中山)は家を出て行き、春輝(藤井流星)の母冴(麻生祐未)の世話をする形で春輝を支えている。完治が思いを寄せる栞(黒木)は姿を消したままで、音沙汰がない。

完治は銀行復帰後、不正融資の内部調査委員会の委員長を任される。その直後、同期で融資部長の井上英樹(平山祐介)が自殺を図ってしまう。

一方、真璃子は春輝と冴をホスピスへと送る。真璃子のこれまでの献身的な世話に感謝する冴。だが冴は、春輝との関係は今日で終わりにしてほしいと真璃子にくぎを刺した。真璃子は他へ行くところもなく、滝沢家へ戻ることに。

1度は壊れかけた完治と真璃子の夫婦仲は修復されるのか。一方で栞の病は日々進行していく。完治と栞は果たして再会することができるのか。運命の恋の行方は…。