5人組男性歌謡グループ「純烈」の友井雄亮(38)が、交際女性に暴力を振るい、3000万円の使い込みをしたなどと週刊文春に報じられた問題で11日、都内で記者会見を行い、グループからの脱退と芸能界からの引退を表明した。涙で声を詰まらせながら、被害女性やファン、メンバーに謝罪。他の女性にも暴力をふるうことがあったこと認め、「同じ過ちを犯したくない」と繰り返した。以下、友井の一問一答。
-純烈の今後の活動は
純烈のスローガンに反する行動をしたので芸能界から身を引きます
-引退という重い決断をした
芸能人である前に人として情けないことをしたので。迷惑をかけたので当たり前のことと思う
-いつ決めた
週刊誌に取材された時に事務所と相談し、翌日リーダーらに伝え、そして1月9日に
-問題が世に出る危機感は
表に出ることを冷や冷やしながら立っていた。仕事をしながら冷や冷やの気持ちを抱えていた
-記事の内容はすべて事実か
はい。すべて事実です。手を上げてしまったことは間違いないです
-なぜ女性に手を上げたのか
自分が弱いから。怒りっぽいが抑える強さがなかったとのだと思う
-DVはクセになっていたのか
もう1人の自分が自分を抑える強い自分がいなかった
-芸能人になってからもか
はい。甘く、ズルかった。自分が弱かった
-当初、週刊誌の直撃に否定した
突然でパニックになった
-「解決」というブログを削除したが
A子さん側から誤解を招くから内容と変えてくれと言われた
-A子さんは解決していないという意思か
そう。代理人を交えて協議中です
-女性は入院したか
僕が負わせたけがで後に入院したかも
-B子さんの3000万円を使ったのは事実か
はい。競馬に使ったのも事実。1日に最大、何十万円ということも。僕が生活費を入れていたことも多々あった
-3000万円のうち、1700万円を競馬に使ったと報じられていますが
はい。そうです。
-B子さんに子供もいた。いいパパなる覚悟は
もちろん。生活する中で気持ちはあったが、B子さんと一緒になるのは違ったなと思ったので。お子さんには申し訳ない
-事実婚か
はい
-C子さんとの関係は
10代からの友人。恋愛関係ではない
-B子さんへの借金返済は
代理人を交えて返済した。いろんな方に借りて返済した
-ブログを訂正したがどこが違ったのか
「終わったこと」は僕が決めることではないので
-メンバーは何て言った
9日にメンバーに内容を伝え、リーダーに『バカ野郎』と言われた
-ファンには
本当に信頼を裏切っておわび申し上げます
-今後、どう生きていくのか
純烈で一生懸命やってきたので、引退して何をやりたいかは真っ白で何もない。全く考えられない
-3000万円をどう返す
働きながら返します
-謹慎して裏方を手伝うことは
償いながらの生き方はいろいろあると思う。望まれるならいろんなことを考えて話していきたい。でも僕が言える立場じゃない
-誰かが怒っていないと、こう記事は出ないのでは
傷つけた女性をせんさくしないでほしい。すべては僕がこういう結果を招いたので
-今後、D子さん、E子さんが出てくることは
ないと思いたい
-引退しなくてもいいのでは
僕が決めることじゃない。素直な気持ちを言うと、ステージに立って笑っていられる自分に自信がない。立てない。人間としてやり直さないと
-DVとはどんな種類
殴ったり、蹴ったり。相手を思いやるような形を表現できてなかった
-なぜ女性に手を上げたのか
たとえば別れ話とか、たわいもないけんかとか。浮気も多々あったと思う
-逆ギレしたのか
過去のことなので、何とも。手を挙げたのは事実
-物を使ったことは
ないです。
-今後、女性とはどう付き合うか
これから先は分からないが、同じ過ちを犯したくない
-ファンの前で話すことは
決まっていない。謝罪したい気持ちはいっぱいある
-純烈の活動での一番の思い出は
念願の紅白に立てたこと。数え切れない。楽しかったこともいっぱい記憶があるが、つらかった時の方が濃く残っている
-愛の歌、恋の歌をどういう気持ちで歌ったのか
僕が今回のことでしたことは結果、人を思いやる、愛する答えではなかったと思う