関ジャニ∞錦戸亮(34)主演のフジテレビ系連続ドラマ「トレース~科捜研の男~」(月曜午後9時)の第3話の視聴率が9・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と22日、分かった。前回の11・8%より2・2ポイントのダウンとなった。同ドラマは初回12・3%だった。

舞台となるのは科学捜査研究所。錦戸演じる科捜研法医研究員の真野礼二は、ある陰惨な過去を持っている。「鑑定結果こそが真実」と冷静沈着。主観や臆測を排除し、鑑定結果から得られる客観的な真実のみを信じ、亡くなった被害者の思いや無念を明らかにしていく。原作は累計40万部突破の人気コミック「トレース~科捜研法医研究員の追想~」。

第3話で、真野(錦戸)は、絞殺されたものと思われる9歳の少女(高松咲希)に関する鑑定を依頼される。被害者は、公園内の山林に基地のようなスペースを作って遊んでいた。夕方、被害者の母親から娘が帰宅しないとの通報があり、翌朝、遺体となって発見されていた。死因は窒息死だった。沢口ノンナ(新木優子)とともに付着物のDNA鑑定などを行った真野は、被害者に暴行された形跡がないことを確認する。するとそこに、虎丸良平(船越英一郎)の先輩でもある刑事・鶴見茂(大地康雄)が現れる。鶴見は、20年前と10年前に起きた連続幼女殺人事件を追っており、今回のケースも犯行手口が酷似していることから情報を求めにきたらしい。実は鶴見たちは、10年前に被疑者として西内智幸(池内万作)をマークしたが、証拠不十分で逮捕出来ずにいた。

真野たちは証拠を求めて臨場に行く。そこに落ちていたたばこの吸い殻から採取した検体のDNA型が、西内のものと一致した。