20日に放送された日本テレビ系連続ドラマ「家売るオンナの逆襲」(水曜午後10時)第7話の視聴率が11・0%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は12・7%、第2話は12・9%、第3話は11・4%、第4話は10・7%、第5話は11・5%、第6話は11・2%と、7話連続で2ケタをキープ中。

同作は16年放送「家売るオンナ」の続編。前作はシリーズ平均視聴率11・5%を記録した人気作。「私に売れない家はありません」と豪語する北川景子演じる三軒家万智が、型破りな手段で家を売りまくり、周りの人間も感化されていく。

三軒家と結婚した屋代大(仲村トオル)、テーコー不動産新宿営業所メンバーには足立聡(千葉雄大)、庭野聖司(工藤阿須加)、宅間剛太(本多力)らに加え、宅間と離婚した白洲美加(イモトアヤコ)、BARちちんぷいぷいのママ球城こころ(臼田あさみ)などおなじみのメンバーが出演。三軒家のライバル留守堂謙治役を松田翔太が演じる。

第7話では、三軒家が社内で女性が輝くための企画「ウーマンプロジェクト」に参加。屋代は、三軒家が家を売ることとプロジェクトの並行作業で、帰宅が遅くならないようクギを刺す。

留守堂は足立の推薦で、ワーキングマザーのテーコー不動産インターネット推進部の宇佐美サキ(佐津川愛美)の家探しを担当する。屋代のもとには、かつてコンビを組んで営業していた企画開発課の朝倉雅美(佐藤江梨子)が訪れる。朝倉とサキは、いずれもウーマンプロジェクトの一員だった。

ウーマンプロジェクトでは、子持ちのサキと、子供のいない朝倉の間で、温度差があった。会議後、朝倉は三軒家に家探しを依頼。さらに三軒家と庭野をボウリングに誘う。三軒家は家を売るためボウリングに参加するが、経験ゼロのため、すべてガーターで0点だった。

屋代はボウリングに誘われずちちんぷいぷいで愚痴っていると、そこに白洲が三郷楓(真飛聖)をつれて現れる。屋代と三郷は遅くまで酒をともにする。

ウーマンプロジェクトでは、朝倉とサキが相変わらずかみ合わない。三軒家は朝倉に勧めた物件を内見中、留守堂とサキに鉢合わせする。どちらも購入を希望し、朝倉とサキがついに言い争いを始めてしまう。

三軒家は2人に、抽選で買い手を決めることを提案する。抽選では朝倉が一度は勝利するが、三軒家のイカサマが留守堂にばれてしまう。留守堂は三軒家にボウリングでの決着を提案する。三軒家は社内大会で優勝経験のある白洲にボウリングの特訓を受ける。そのころ、屋代は楓から食事の誘いを受けていた…。

そしてボウリング決戦。三軒家は大股開きの独特フォームからストライクを連発。だが最後にピンを1本残す。留守堂の勝利…と思いきや、三軒家が留守堂のファウルを撮影。朝倉が家を購入する権利を獲得する。三軒家はさらに、サキの夫の会社の近くに物件を用意。サキを子育てから解放することで、2件目も成約させる。

屋代は楓と再び食事の約束をする。そこに三軒家が「最近帰りが遅い」と一言。屋代は「君にだけは言われたくない」と言い放ち、2人の間に不穏な空気が流れる、という内容だった。