4人組ロックバンド、マキシマム ザ ホルモンが21日、都内で「フランチャイズ制導入」発表会見を行い、メンバーのマキシマムザ亮君、ナヲ、ダイスケはん、上ちゃんがそろって登壇した。

同バンドは楽曲を自由に使用、アレンジできる権利を持つ、音楽業界初の「フランチャイズ制度」導入を発表。フランチャイズとなる「2号店」のメンバーはオーディションで募集する。年齢は4歳以上で、性別、人種、種別不問。就職中の人やほかのバンドで活動しているプロも応募可能という。

亮君は「バンドが増えるということです。僕らと同時にもう1つのバンドが活動します」と説明。昨年9月にダイスケはんがヘルニア手術を受けリハビリ中のため、現在バンドはライブ活動を休止中。「『本店のファンだから2号店はいらない』と言うのも大いに結構。本店が休んでいる間に2号店に足を運んでもらえたら」と話した。

同バンドが八王子を拠点に活動してきたことに触れ、亮君は「フランチャイズにも拠点の土地を与えたい」とし、抽選でその土地を選ぶことを発表。また、“本店”であるマキシマム ザ ホルモンは5年間その土地でライブを行わないとも宣言し、ダイスケはんは「悩みに悩み抜いた本店の決断です!」。決定した都道府県は、25日に同バンドのYouTube公式チャンネルで発表される。

2号店への期待について、ナヲは「私たちが届かなかったシーンに、ガッツリ食い込んでくれる人」と本店にないものを持つメンバーを熱望。2号店は5月5日開催の大規模音楽フェス「VIVA LA ROCK 2019」でのライブデビューも決定しており、ダイスケはんは「いろんな方の期待を背負っているので、即戦力求む、という感じです」と期待を込めた。