ZOZO前澤友作社長(43)が、2月7日にツイッター休止を宣言してから約1カ月。ZOZOの株価は翌8日の1621円を底打ちから、ジワジワと上昇している。25日からは2000円台に回復。3月1日には2185円で取引を終えた。この1週間、株式の取引売買代金も東証1部上場会社の中でトップ5に入っている。前澤氏はツイッターを休止するにあたり、「本業に集中します。チャレンジは続きます。必ず結果を出します。しばらくツイッターはお休みさせてください」とつづっていたが、有言実行の状況だ。

ZOZOに関しては、昨年12月に始まった会員割引制度「ARIGATOメンバーシップ」が波紋を呼んだ。年会費3000円か月額500円を払えば、全商品を1割引き、入会初月は3割引きで購入できる制度だが、不満を抱いたライトオン、ミキハウスなどのブランドが撤退を表明。「ZOZO離れ」が報じられるようになった。

今年1月31日には、19年3月期の連結純利益が、280億円としていた見通しから大幅な下方修正となる前年比12%減の178億円になると発表。07年に上場して以来、初めて減益決算の見込みとなった。昨年7月18日には、4895円だった株価も大きく下落。要因として、店舗に行かずオーダーメードのスーツを作れる「ZOZOスーツ」の失敗を挙げた。

その状況下、前澤氏はツイッター休止を宣言。女優剛力彩芽(26)との交際も順調のようだが、前澤氏の沈黙は続いている。