女優安藤サクラ(33)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(午前8時)の14日に放送された第137話の平均視聴率が20・2%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の23・8%。

同ドラマは、インスタントラーメンを開発した日清食品創業者の安藤百福(ももふく)仁子(まさこ)夫妻をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で懸命に生き抜く夫婦の苦労と成功の「敗者復活の物語」が描かれる。

脚本は大河ドラマ「龍馬伝」や、ヒットドラマの「HERO」「ガリレオ」などを手がけた福田靖氏、チーフ・プロデューサーは、福田氏と「龍馬伝」でもともに仕事をした真鍋斎氏が担当する。

また全編ナレーションを女優芦田愛菜が務め、DREAMS COME TRUEが朝ドラで初めて2度目(1992年放送の「ひらり」の「晴れたらいいね」以来で26年ぶり)の主題歌を担当する。

あらすじは、萬平(長谷川博己)らは、まんぷくヌードルの発泡スチロール容器の刺激臭を取り除くことに成功する。ブリキ缶に入れて熱すると臭いがなくなることがわかったのだ。また、お湯に溶けやすいスープもでき上がる。

しかし、試作品を食べた福子(安藤サクラ)らは、物足りなさを感じる。そこで今度は特別な「具」の開発を目指すことになった。源(西村元貴)らは洋風で高級感のある具探しに悩む。