女優永野芽郁(19)と北村匠海(21)が15日、都内で、主演する映画「君は月夜に光り輝く」(月川翔監督)の初日舞台あいさつに登壇した。

第23回電撃小説大賞(KADOKAWA)の大賞を受賞した佐野徹夜のデビュー作を映画化。重い病“発光病”に冒された女子高生(永野)のかなえられぬ願いを代わりに実行する同級生(北村)が、代行体験を重ねるごとにヒロインに引かれていくラブストーリー。

それぞれ、ストーリーにちなんで人生を変えた人をMCに質問されると「寺尾聡さんですね。ドラマで一緒になったことがあるんですけど、いろんなことを言ってくれたんです。撮影が始まる前のおはらいの時に、『俺もお前も同じラインだから。だから、輝きたいなら自分でがんばれよ』と言ってくれたんです。キャリアは関係ない。接する上では大事ですけど、芝居では関係ないということを教えていただけました」。一方、永野は「スカウトマンの人」とし、「小学校3年生の夏に吉祥寺のアーケードの下にある靴屋さんで、お母さんと靴を選んでいたんです。声をかけてもらえなかったら、ここにいないし、大学生でもしていたのかな」と芸能界入りのきっかけを明かした。

また、サプライズで北村が感謝の気持ちをつづった手紙を朗読すると永野は号泣。「すごく温かい気持ちです。幸せな気持ちを頂いた気分です」と話した。

この日は他に甲斐翔真(21)も登壇した。