故マイケル・ジャクソンさんの娘パリス・ジャクソン(20)が16日、自殺を図り、病院に入院したことがわかった。

米情報サイトTMZによると、パリスは午前7時半ごろ、ロサンゼルス市内の自宅で手首を切り、警官や救急隊員らが現場に駆けつけた後、病院に搬送され、精神病棟に監禁されたという。同日午後には退院したが、現在は担当医師らに付き添われ、自宅で休養中のようだ。

パリスに近い情報筋によると、自殺未遂の理由は、最近、米国内で放送された父マイケルさんに関するドキュメンタリー番組「Leaving Neverland」で、2人の男性らが子供時代に、マイケルさんに性的虐待を受けたとして告発したことだという。

関係者がTMZに語ったところによると、パリスは同番組を観ておらず、父親の無実を固く信じているらしい。また、15日、「公の場で父マイケルさんの弁護をするべきではないか」と非難するコメントに対し、「父を弁護することは私の役割ではない」とツイートしていたという。

パリスは2013年にも自殺未遂を図っており、うつ病との闘いについてもインタビューなどで赤裸々に告白している。(ニューヨーク=鹿目直子)