女優安藤サクラ(33)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(午前8時)の25日に放送された第146話の平均視聴率が22・7%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の23・8%。

同ドラマは、インスタントラーメンを開発した日清食品創業者の安藤百福(ももふく)仁子(まさこ)夫妻をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で懸命に生き抜く夫婦の苦労と成功の「敗者復活の物語」が描かれる。

脚本は大河ドラマ「龍馬伝」や、ヒットドラマの「HERO」「ガリレオ」などを手がけた福田靖氏、チーフ・プロデューサーは、福田氏と「龍馬伝」でもともに仕事をした真鍋斎氏が担当する。

また全編ナレーションを女優芦田愛菜が務め、DREAMS COME TRUEが朝ドラで初めて2度目(1992年放送の「ひらり」の「晴れたらいいね」以来で26年ぶり)の主題歌を担当する。

あらすじは、発売になった「まんぷくヌードル」だったが、売り上げが全然伸びなかった。社内ではその原因が100円という高い値段だとの意見が出て、価格を下げる提案も出たが、萬平(長谷川博己)は認めなかった。萬平は福子(安藤サクラ)に相談され、スーパーで調査しても、高いと不評だった。そんな時、在庫を抱えたスーパーや小売店が、値引きをして売ろうとするという話が伝わってきた。100円での販売を固持した萬平は、新たな販売ルートの開拓を指示した、という内容だった。