女優安藤サクラ(33)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(午前8時)の26日に放送された第147話の平均視聴率が22・0%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の23・8%。

同ドラマは、インスタントラーメンを開発した日清食品創業者の安藤百福(ももふく)仁子(まさこ)夫妻をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で懸命に生き抜く夫婦の苦労と成功の「敗者復活の物語」が描かれる。

脚本は大河ドラマ「龍馬伝」や、ヒットドラマの「HERO」「ガリレオ」などを手がけた福田靖氏、チーフ・プロデューサーは、福田氏と「龍馬伝」でもともに仕事をした真鍋斎氏が担当する。

また全編ナレーションを女優芦田愛菜が務め、DREAMS COME TRUEが朝ドラで初めて2度目(1992年放送の「ひらり」の「晴れたらいいね」以来で26年ぶり)の主題歌を担当する。

あらすじは、「まんぷくヌードル」をスーパーや小売店が値引きして販売するという話を聞き、萬平(長谷川博己)は新たな販路の開拓を指示した。そこで、岡幸助(中尾明慶)らは深夜勤務の業界で夜食の需要があると提案し、社員全員でホテルやタクシー会社などに営業をかけ売り込むことにした。福子(安藤サクラ)も人が集まる場所でヌードルを食べてアピールし、さらに売れるために購買層を考えていた。そんな時、タクシー運転手から好評を得て、そのタクシー会社から50ケース購入の注文をもらった、という内容だった。