都内のコンビニエンスストアで女性に暴行したとして、警視庁月島署に暴行容疑で逮捕されたAAAのリーダー浦田直也容疑者(36)が21日、釈放され、都内の所属事務所エイベックスで会見を開いた。

浦田は19日午前5時ごろ、東京都中央区のコンビニ店内で、20代女性のほおを1回平手打ちにした疑いがもたれているが、会見では18日午後7時から翌19日朝4時くらいまで飲み、泥酔して記憶をなくしたと繰り返し主張した。「少なくとも10杯以上は飲んだか?」と聞かれると「飲んでいると思います」と答えた。「20杯以上飲んだ?」と聞かれると「飲んでいると思います」と答えた。「じゃあ30杯以上は?」との問いには「そこら辺から記憶がないです」とあいまいに答えた。

何軒も飲み歩いたことも認め「たくさん(の人数)で飲んでいた。10人もいなかった。友人といる時から記憶がなく、いつ帰ったかも分からず、どういう状態だったかも分からない。コンビニが、どこなのか、何なのかも分からない。最後のお店で飲んでいた時から記憶にない」と説明した。

普段の飲み方については「飲まない時は普段は飲まない。ビール4、5杯飲んで、楽しくなると思います」と説明。ただ、その一方で「友だちから、昨日飲みすぎてすごい騒いでいたよ、やたら笑っていたよ、なかなか寝なくて、みんな疲れていたよ、と言われることはたくさんあった」と泥酔することも、少なからずあったと認めた。

その上で「酒を飲んで暴れたことはなかったと思う。お酒が飲む機会が多い。好きだったので記憶をなくすことはあった」と、記憶をなくすこともあったことも認めた。さらに「時々、友人とかから『昨日はすごい量、飲んでたね』と注意されたし、自分でも昨日は飲みすぎたな、記憶がないな、という時もあった。気を付けるべきだった」と友人から飲み方で注意を受けていたことも明かした。

今回、女性のほおを1回平手打ちにした容疑については「覚えていない」という主張を繰り返したものの「記憶にはないけれども、強気になるところも出てしまう飲み方をしたのは、あるのかなぁと」と、自分にも非があったことを示唆した。

その上で「それも失敗も言えるのかも知れないけれど、今回みたいな、あり得ない行動をしてしまうとは思っていなかった。そこが自分の自覚のなさだったかも知れない。楽しいところから、どんどん飲みすぎてしまう自分が止められなかった、情けない自分が出てしまった。止まれれば良かったですけど」と、自ら自覚なさ、飲み方の悪さを認めた。