今回で第7回を迎える「THE舶来寄席2019」(5月31日~6月23日、大阪・なんばグランド花月)の開催発表記者会見が22日、大阪市内で行われ、同公演名誉支配人で漫才師の中田カウス(69)らが出席した。

吉本新喜劇とワールドバラエティーアクトの2部構成で行われ、世界各国から一流のパフォーマーが集結する。

カウスは14年からスタートした舶来寄席に「7回目を迎えると思いませんでした。1、2回で終わるかなと思いましたが、ということは1回1回が充実してきたということ。非常に安定しております」と、好評に感謝した。

新喜劇に出演する辻本茂雄(54)も同席した。今年2月で座長職を勇退し、ベテラン座員として支えており「(新喜劇)60周年のツアーに出ていないので(舶来寄席では)新喜劇60周年のつもりで、第1部の吉本新喜劇を必ず盛り上げる。そういう気持ちで頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

この日は、出演するパフォーマーから1組「嵐 マルティネス・ブラザーズ」(コロンビア)が回転アクトを披露し、カウスは「素晴らしい!」と絶賛した。

現在、カウスの相方中田ボタン(71)が体調不良による検査入院で休養している。報道陣から、相方の様子を聞かれたカウスは「3日前にネタ合わせに行ったら、かみまくっておりました。なんでかと思ったら、ただ覚えて無くて。それ以外のおしゃべりはたいへんしております」。現在も入院中だと話したが「家に帰りにくいという事情があり、それは事実でございまして。非常に健康でありました。大丈夫です」と、笑いを交えて近況を報告した。

関係者によると、ボタンの退院時期や復帰時期については、未定だという。