日本テレビ系連続ドラマ「白衣の戦士!」の5日放送の第8話の平均視聴率が8・4%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は10・3%、第2話は9・3%、第3話は9・3%、第4話は8・4%で、第5話は8・3%、第6話は7・2%、第7話は7・7%で、3話ぶりに8%台に戻った。

中条あやみと水川あさみのダブル主演。四季総合病院・外科病棟を舞台に、中条演じる明るく自由奔放な元ヤン新米ナースの立花はるかと、水川演じる婚活中のベテランナース三原夏美が仕事や恋に奮闘していく。はるかの同期看護師の斎藤光役はジャニーズWEST小瀧望、看護師長の本城昭之役は沢村一樹、外科医は柳楽圭一郎役は安田顕。ナースは主任の村上真由役を片瀬那奈、小野貴子役を鈴木紗理奈、藤井雪乃役を小松彩夏、岩崎絵里奈役を山崎萌香が演じる。

第8話では、はるかと斎藤、夏美と本城がダブルデートをすることに。はるかが斎藤とキスしたこと、夏美の1人にしぼった相手が本城であることを、お互い知ることになる。そこに柳楽も遭遇する。

腸閉塞(へいそく)で入院していた沙織(足立梨花)は、かつても治療を受け恩人と慕う柳楽の治療で回復。沙織は結婚式を控え、柳楽を呼びたかった、とぼやく。その柳楽は恐妻家。妻の静香(遼河はるひ)に浮気を疑われて自宅を追い出され、4、5日帰宅していないことを明かす。

式の当日、はるかと夏美は式場を見学がてら、沙織の姿を見に来る。そこで沙織は腹痛で倒れてしまう。

柳楽の手術で一命をとりとめた沙織は、前日から痛みがあったことを明かす。

「人生で一番大切な日をだいなしにして、このまま消えてなくなりたい」と落ち込む沙織に対し、柳楽は「生きたくても、生きられなかった命をたくさん見てきた」と、かつて沙織と同時期に入院し、亡くなった女性のことを回想。柳楽は、その女性からもらったボロボロのペンを肌身離さず持ち、「命を救えなかった自分を忘れないためかも」と話し、「結婚式がダメになったって、君は不幸じゃない。命があれば、また明日がくる」と沙織を諭す。

柳楽の職場には、妻の静香が鍵を渡しにくる。静香は、浮気は誤解と毎日電話してきた「本城師長に免じて」、柳楽の帰宅を許す。

はるかと斎藤は2人で食事へ。斎藤が「オレは立花のことを…」と言いかけたところで、夏美らが邪魔に入ってしまう、という内容だった。