俳優溝端淳平(30)主演のフジテレビ系連続ドラマ「仮面同窓会」(土曜午後11時40分)が20日、最終回を迎える。

溝端が演じるのは、住宅設備機器を扱う営業マンの新谷洋輔。高校卒業後に故郷を離れ、過去にふたをして生きてきたが、それには2つの理由があった。18年前に兄を事故で亡くしたこと、そして同級生たちと高校時代に受けた暴力教師による体罰。この忌まわしい記憶から逃れるためだった。しかし洋輔は仕事でミスをして異動となり、再び地元へと帰ってくることになる。そして、高校時代の親友の皆川希一(佐野岳)大見和康(木村了)片岡八真人(廣瀬智則)と4人で、体罰教師・樫村貞茂(渡辺裕之)への仕返しの“仮面同窓会”を開いた。仮面をかぶったまま拉致して、少し痛めつけて放置。だが、樫村は遺体となって発見され、4人は疑心暗鬼に陥り、新たなる殺人が起こっていく。

最終回では、竹中美郷(瀧本美織)に電気ショックで気絶させられた洋輔(溝端)が目を覚ますと、廃ビルの一角で車椅子に座らされ、手足をガムテープで縛られていることに気付く。その車いすをゆっくり押すのは美郷だった。

状況がのみ込めない洋輔を前に、美郷は真実を語り出す。さらに別のフロアーからは、八真人(廣瀬)の悲鳴が聞こえる。そして、これまでの事件の真相がついに明らかになる。過去の本当の秘密の全てを、洋輔は受け止めきれるのか…。