稲垣吾郎(45)が、来月12日放送のフジテレビ系土曜プレミアム「ほんとにあった怖い話 20周年スペシャル」(午後9時)に出演することが1日、発表された。稲垣の出演は04年から16年連続。

第1作「ほんとにあった怖い話」は、99年8月27日に放送され、視聴率18・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークした。00年8月25日の第2作は19・1%だった。

その後、2回の特別番組放送を経て、04年には「ほん怖」クラブリーダーに稲垣を迎え、そのほか小学生中心で構成されたメンバーたちが怖い話のドラマを見て、内容分析をするというスタジオパートが加わった。レギュラー番組として、第1シリーズが04年1月~3月、第2シリーズが04年10月~05年3月に放送された。レギュラー終了後も毎年、特別番組として放送されている。

「ほん怖」クラブリーダーの稲垣は、99年の第1作のドラマパート「白昼のベル」にも出演している。稲垣のフジテレビ出演は、前作となる昨年8月18日の「ほんとにあった怖い話・夏の特別編2018」以来、1年2カ月ぶりとなる。

稲垣は「『ほん怖クラブ』のみんなと20周年を迎えられると思うと大変うれしいです。『ほん怖』が一つのエンターテインメントの形として浸透し、こんなにも長い期間にわたって皆さんから愛されてきたことに心から感謝しています。これからも『ほん怖クラブ』のメンバーと一緒にすてきな番組を作っていきたいと思います。20周年を迎えられたことは、なにより番組をご覧くださった皆さんのおかげです。そしてまた、みなさんが寄せてくださった膨大な数にのぼる“実際に体験された怖い話”のおかげです。これからも皆さんから“珠玉の怖い話”をお待ちしております」と話している。

第1作から担当する、総合プロデュースのフジテレビ第一制作部の後藤博幸氏は「“とにかく怖くて、かつ楽しめる”ドラマを作りたいという一心から立ち上げた『ほん怖』ですが、ファンの皆さまに支えられ20周年を迎えることができたことに心より感謝申し上げます。稲垣吾郎さんには、『ほん怖』が始まった1999年にドラマ出演していただいたことをきっかけに、以降は『ほん怖クラブ』リーダーとして唯一無二の世界観を作っていただきました。ここまで共に歩んでこられたことをとても光栄に思います。今回のドラマパートでは、20周年用に隠し持っていたスペシャルなネタを解禁しますので、心してご覧ください」と話している。