女優広瀬すず(21)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の2日に放送された第133回の平均視聴率が20・8%(関東地区)だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第15回の23・6%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、なつが作画監督を務めた「魔界の番長」の放送が始まり、優と一緒に見ようとしたが「怖い」と目をふさぎ見なかった。なつは坂場(中川大志)から、子供は多感だからと言われたが、子供が怖がるアニメを作ることに思い悩んだ。一方、十勝では体調を崩し入院した天陽(吉沢亮)が、病院から無断で家に戻り、作画途中だった馬の絵を完成させた、という内容だった。