歌手夏川りみ(45)が14日、東京・かつしかシンフォニーヒルズで、新アルバム発売記念20周年コンサートを行った。

ツアータイトル「みーふぁいゆー」は八重山方言でありがとうの意味。これまで応援してくれたファンへの感謝を込めた。

上演前に取材に応じた夏川は「小さいころは歌手になることしか考えてなかった。20年ってすごいと思います。まだまだですが、おばあになっても歌いたい、生の声を届けたいと思っています」と感慨を語った。

この日は、新アルバム「美(ちゅ)らさ愛(かな)さ」収録曲、ヒット曲「涙そうそう」など、アンコール含め20曲を歌唱。「涙-」について夏川は「『涙そうそう』に出会ってなかったら、この20周年は迎えられなかったと思います。感謝しています」と話した。

中国で3都市3公演、台湾・台北で2公演が予定されており、小学生の長男も一緒に行くという。「子供も音楽が好きで、いつも歌ってます。このまま音楽を好きでいてくれて、いつか親子共演できたらいいなと思います」と、目標を語った。

またこの日、NHK大阪ホール、東京・中野サンプラザでの追加公演が発表された。