女優有村架純(26)と坂口健太郎(28)が27日、横浜市内で、一緒に主演し、公開初日を迎えた映画「そして、生きる」(月川翔監督)の舞台あいさつを行った。

東日本大震災後のボランティア活動で出会った男女が運命に翻弄(ほんろう)されながらも強く生きる姿を描く。8月にWOWOWで全6話のドラマとして放送された作品を約2時間の長さにした劇場版。

有村は「ドラマと劇場版の2つを楽しめるのはとてもうれしいこと」と語ると「ドラマ版はWOWOWでしか見られませんが、劇場版になったことで、たくさんの方々に届けられるのはうれしい。監督やスタッフの思いが詰まっています。その思いを届けられる機会が増えたのは幸せ」と語った。

完成した劇場版を見た有村は「また新しい作品ができた感じです」、坂口は映画化されたことに「夢のように感じます。満たされる作品と思っています」とPRした。