歌手倖田来未(36)が25日、仙台サンプラザホールで全国ツアーの千秋楽公演を行った。神奈川、福岡、大阪、仙台での4都市26公演を完走し、アンコールでは「皆さんに応援していただける限り、歌い続けていきます」と涙した。

今回のツアーでは、07年に初ドームを経験した「Black Cherry」ツアーと、13年に出産後初めて行った「JAPONESQUE」ツアーをそれぞれ復刻した公演を織り交ぜた。昨年、米国で観賞したレディー・ガガのライブなどを参考に「1日で2種(本)のライブを楽しめるように」と、昼と夜で各公演を行う日もあった。

前日24日の「Black-」では、マーメイド姿で水中パフォーマンスを見せれば、この日の「JAPONESQUE」では花魁(おいらん)姿を披露するなど、“エロかっこよさ”は健在。4カ月前からピラティスや、筋トレを行って、体脂肪率も19%まで絞り「今では1日1公演じゃ物足りないくらい」と進化も見せた。

デビュー日の12月6日に、東京・Zeppダイバーシティでイベントを開催し、20周年イヤーもスタート。倖田は「ファンの皆さんへの感謝がまず一番。過去をリスペクトしつつ、果敢に挑戦していきたい」と話し、エロかっこよさについても「それが自分がベストと思う姿であれば」と継続を誓った。【大友陽平】