女優のん(26)が2020年東京オリンピック(五輪)の聖火リレーで岩手県内を走るランナーに起用された。同県が17日、発表した。

のんは「岩手がすてきだと広められるよう、しっかり走りたい」とコメント。公式ツイッターでも「のんスタッフ」名義で「2020年オリンピックの岩手県聖火ランナーに、のんが選ばれました!応援よろしくお願いいたします」とアピールした。

のんは兵庫県出身だが、改名前の能年玲奈時代の13年、東日本大震災の被災地でもある同県舞台にしたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で主人公を演じブレーク。現在も「純情産地いわて宣伝本部長」を務めている。

岩手の聖火リレーは来年6月17~19日の3日間。西部の雫石町を出発し、1日目は久慈市、2日目は陸前高田市、3日目は盛岡市でセレブレーションを実施。復興の象徴となった奇跡の一本松が立つ陸前高田市の「復興祈念公園」、復旧した三陸鉄道リアス線沿線なども通る。「あまちゃん」の海女衣装から聖火ランナーのユニフォームに着替え、海岸線を走るのんが見られるかもしれない。