ロンドンブーツ1号2号の田村淳(46)が29日、川崎市とどろきアリーナで行われた、吉本興業がスポンサードする男子バスケット、B1リーグ川崎ブレイブサンダースの応援に駆けつけた。試合前とハーフタイムに、くまだまさし(46)山田菜々(27)らとトークとゲームを行って、約5000人の観客を盛り上げた。

テレビ朝日系「ロンドンハーツ」のスポーツ特番で運動音痴として知られる、淳だが「小、中、高ってバスケットボール部。中学から高校へはバスケット推薦で入った。ポイントガードですから」と話して、観客を驚かせた。

山田とチームを率いて、バスケットボールを使ったゲームで対戦。手伝いの川崎ブレイブサンダースのユース選手たちに「中学生? 推薦決まっているの? 俺、(バスケ)推薦で高校行ってるから」と自慢すると、MCのピン芸人タケト(43)から「うるせえな。それ、何度も言ってるから」とツッコまれて苦笑した。

ゲームでは「バレーボールをやっていたから、なんとかなるかも」という山田相手に、ドリブルから1本目のシュートを外しながらも、2本目にねじ込んで辛勝。大喜びしながら、ユース選手たちに「頑張れよ。推薦で入れるから頑張れ。勉強なんかしなくてもバスケだけで高校を目指せ」と“上から目線”でアドバイス。「運動不足だったから運動したかったんだ。自分の中にバスケの血が流れているのを感じた。またバスケをやる時は応援してください」と笑顔を見せた。

現在、B1リーグ中地区でぶっちぎりの首位を走り、14連勝中だった川崎ブレイブサンダースは、西地区の滋賀レイクスターズと対戦。淳が「僕たちが来て連勝が途切れたらいやだな」と危ぶんだとおり、第1ピリオドで21-14とリードしながら、第2ピリオド終了時には30-36と逆にリードを許し大苦戦。55-55で始まった第4ピリオドも接戦が続いたが、残り時間6分を来たところで突き放し、80-71で勝利。15連勝を飾った。