松山ケンイチ(34)染谷将太(27)が11日、東京・神田明神で、NHK総合で2週連続放送されるドラマ「聖☆おにいさん第3紀」(11、18日午後11時30分)のヒット祈願&完成報告会見に出席した。

前2シリーズに続いてイエス役を務めた松山は「第3紀になって、いい意味でざっくりしました。力が抜けましたね」と語った。ブッダ役の染谷も本作の魅力を「ゆるさですよね。短いですし。ぱっとどこでも力抜きたいときにゆるって見られる。それに尽きます」と話した。

原作は中村光氏の漫画「聖☆おにいさん」。下界でバカンスを過ごすブッダとイエスの緩くてほっこりする日常生活を描いている。「第3紀」では2人が漫才を披露したりカラオケでミラクルを起こしたりする。

染谷は「秋葉原でロケをしたんですけど、全然騒がれなかった…」と寂しがった。松山も「(ビジュアル的に)イエスはいるかもしれないけど、ブッダはいないから外国人とか盛り上がると思ったのに…」。

この日、2人が住むアパートの大家の孫役で出演する稲垣来泉(9)も出席。全員でおみくじを引いたが結果は3人とも、まさかの「吉」。松山は「吉って1番面白くないやつですよ。吉しか入っていないんじゃないか」と少し投げやりになりつつも、「でも終わり際がこのドラマの終わり方と一緒でしたね。今日から放送ですのでたくさんの人に見てもらいたいです」とまとめた。

本作は11日、18日にNHKで放送された後、Netflixで20日から独占配信される。