将棋の加藤一二三・九段(80)が20日夜、漫画家でイラストレーターの、きくちゆうき氏の4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」の最新&最終回となる100日目がアップされたのを読み、ツイッターで「泣けてきます」とつづった。

最終回では、車道を歩いていたヒヨコを歩道に押し出すワニの手が描かれ、その後、ヒヨコが歩道に落ちたワニのものと見られるスマートフォンを見つけた。そして最後の1コマは桜吹雪が舞うシーンで終わっている。ワニは、ヒヨコを交通事故から救い、自らひかれて亡くなったとみられる。

加藤九段は「生命を助けてもらったひよこさん(という解釈で合っていますか?)が無心でワニさんの携帯画面をのぞき込んでいるのが泣けてきます」(原文のまま)とつづった。胸を打たれたようだ。

「100日後に死ぬワニ」は、きくち氏が19年12月19日から毎日、ツイッターとインスタグラムで連載し、毎日午後7時にツイッターで更新していたが、最終回は予定から20分遅れの、午後7時20分にアップされた。