人気ユーチューバーHIKAKIN(30)が10日、公式ユーチューブチャンネル「HIKAKIN TV」で小池百合子東京都知事(67)との対談動画をアップした。

HIKAKINは「小池都知事にコロナのこと質問しまくってみた」と題して、ビデオ通話で小池知事と対談。先月にアップした「若いみんなへ ヒカキンより」という外出自粛を呼びかける動画で「#うちで過ごそう」というハッシュタグを付けたことが対談実現のきっかけになったと説明した。まず「都知事は忙しい中、貴重な時間をいただきましたので、僕も若者代表として、たくさんの人に新型コロナウイルスの正確な情報が届くよう、たくさん質問させていただければと思っています」とした。

小池知事が登場すると、HIKAKINはまず「今できることは何があるか」と質問。小池知事が、国の緊急事態宣言に合わせて都でも緊急事態措置を行ったことを説明し「一番大きいのは『おうちにいましょう』ということなんです。『Stay Home』」と言うと、HIKAKINも「世界でもハッシュタグ『#Stay Home』ってすごいツイッターで書かれている」と応じた。

またHIKAKINは都内の病床数についても質問。7日の対談時点の情報として、小池知事は「今週末には病床は1700、これから全部で4000床にしていこうということです。重症者の方々向けには東京全体で100床、最大で700床を確保する」と説明した。

その後もHIKAKINは「自分がコロナの疑いがある時に、どういう動きをするのがベストか」「日本で若者の重症者は出ている?」「やむを得ず電車に乗らなければならない時に気をつけるべきことは」「ソーシャルディスタンスとはどういう意味か」など質問。小池知事も約20分間、質問に応じた。

HIKAKINは最後に「僕のようなYouTuberや、インフルエンサーと呼ばれる若者に影響力を持っている人ができることは」と聞くと、小池知事はあらためて「Stay Home」のフリップを掲げ「みんなで打ち勝っていきたい」と発信を求めた。