新型コロナウイルスに感染した、元NHKアナウンサーでフリーアナの住吉美紀(47)がパーソナリティーを務めるTOKYO FM「Blue Ocean」(月~金曜、午前9時)は1日、ピンチヒッターとして4日から元テレビ朝日のフリーアナウンサー宇賀なつみ(33)が出演すると発表した。

4月27日から代役で出演を続けた、番組の初代パーソナリティー望月理恵(48)が「来週は、宇賀なつみさんが住吉さんの留守を守ります」と報告。そして「住吉さん、回復をお祈り申し上げます」と療養中の住吉にメッセージを送った。

望月は番組の最後で「1週間、お届けしてきましたが、今日で終わりになります。住吉さん…本当に心配ですけども(中略)本当に愛されているんだなと知って、本当にすてきだなと思います」と住吉の容体を気遣った。住吉の代役は、4月20日から元TBSのフリーアナ吉田明世(32)が、同27日から望月が担ってきた。望月は2008年(平20)10月1日に番組がスタートした際のパーソナリティーで、12年3月30日まで出演し、同4月2日から住吉アナが2代目として引き継いだ。望月の休暇中の11年9月5日から5日間、住吉がピンチヒッターとして出演した経緯もある。望月は宇賀に代役のバトンを渡すにあたり「こういうのも、いいですね、順番に留守を守っていく感じというのも」と笑った。

住吉は、所属事務所が4月22日夜に新型コロナウイルスへの感染を報告した。16日の「Blue Ocean」の放送後に体調の異変を感じ、37度5分の熱があったという。その後も同レベルの熱が続き、同18日に39度を超える高熱を発したため電話での問診後、同19日早朝に都内の医療機関で受診。CT検査で肺炎と診断され、そのまま緊急入院してPCR検査を受けた。同20日以降は連日40度まで上昇しているという。同番組は15日からリモート出演に切り替え、住吉アナ自身も新型コロナウイルスには人一倍に気を配り、用心していたという。

関係者によると、16年1月に結婚した一般男性の夫には症状はなく、自宅待機をしているという。同局は4月15日に40代の男性社員の感染を公表し、同20日にも報道情報センターに所属する40代の女性社員の感染を公表していた。