沖縄出身の女性5人組グループ、Chuning Candy(チューニングキャンディー)が、YouTubeで3月から公開のカバー曲「ダイナミック琉球」のダンス動画の再生回数が100万回を超えるなど、話題になっている。

同曲は、08年に歌手イクマあきらが発表した沖縄の“エイサー(沖縄の踊り)曲”で、高校野球の応援歌としても定番の楽曲。今回のカバーは、昨年10月に焼失した首里城再建支援のために制作された。

3月22日からチュニキャンの5人が踊る動画がアップされると、同県出身の仲宗根梨乃が監修したキレキレのダンスや、エイサーや空手の動作を取り入れた沖縄らしい振り付けに注目が集まり、ダイノジ大地洋輔(47)ら芸能人やファンが踊る動画をアップ。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって、「この曲で沖縄を思い出す」とコメントが寄せられるなど、ジワジワと広がった。

リーダーのソフィー(20)は「この時期だからこそ、パワーのあるダイナミック琉球をたくさんの方々に見ていただけていることがすごくうれしいです」とコメントした。

◆Chuning Candy(チューニングキャンディー) 13年に沖縄のタレントスクール生で結成されたソフィー(20)琴音(ことね=17)LILI(リリ=17)ゆうり(19)愛子(あいこ=17)の5人組。愛称「チュニキャン」。メンバー全員が沖縄出身で全員が身長160センチ以上の長身ユニット。18年3月、シングル「Dance with me」でメジャーデビュー。同年末の「第60回日本レコード大賞」で新人賞。