未成年の女性と酒席で同席したなどと報じられ、所属するジャニーズ事務所から厳重注意処分を受けたKAT－TUN亀梨和也（34）が19日、東京・品川フィッシングガーデンで行われた主演映画「事故物件　恐い間取り」（28日公開、中田秀夫監督）のイベントに出席した。今月17日の処分発表以降、初めて公の場に姿を現した。

浴衣姿で登場し、イベント冒頭で「本日は、お暑い中お集まりいただきまして本当にありがとうございます」とあいさつし、頭を下げた。神妙な表情で「まずはじめに、先日の報道により、多くの皆さまにご迷惑、ご心配をおかけしてしまったことを、心より、おわび申し上げます」と謝罪し、再び頭を下げた。

猛暑の中での野外イベント。続いて、「今日は外でのイベントということですので、皆さん水分補給などもしっかりしていただきながら、楽しいイベントとさせていただきたいなと思いますので、あらためて本日はよろしくお願いいたします」と伝え、報道陣や関係者らを気遣った。

イベントでは、共演の奈緒（25）と、「事故物件住みます芸人」として知られる原作者のお笑いタレント松原タニシ（38）とともに、実体験に基づく怪談を披露した。映画の撮影前後、松原と会うたびに車のフロントガラスにひびが入ったり、タイヤがパンクしたりするなどのトラブルに見舞われたと明かし、「無事映画が公開されましたら、タニシさんとは距離を置きたいなと思います」と言って笑いを誘った。

写真撮影を終えると、「いよいよ来週公開となります。この夏の思い出の1つとして、たくさんの方たちの胸に残る作品になってほしいなと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。ぜひぜひ楽しんでいただきたいと思います」と笑顔を見せた。「本日はありがとうございました」と言って頭を下げ、イベントを締めくくった。

亀梨と山下智久（35）は今月7日、「文春オンライン」で、先月末に酒席で未成年の女性らと深夜4時過ぎまで同席したと報じられた。山下は、酒席に同席した後、女性と同じホテルに滞在したとも報じられており、一定期間の活動自粛処分を受けている。

2人は19日午前、それぞれのファンクラブサイトを通じ、ファンに謝罪、反省などをつづるメッセージを送っている。