ジャニーズの若手人気グループ、Snow ManとSixTONESが、大みそかのNHK紅白歌合戦(午後7時30分)への初出場がそれぞれ内定したことが15日、分かった。ともにデビュー1年目での大舞台となる。NHKは今日16日、都内の同局で会見を行い出場歌手を正式発表する。

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ジャニーズの次世代を背負う注目の2組が、国民的音楽番組のステージでデビュー年を締めくくる。

複数の関係者によると、2組そろって今年の活躍が目覚ましく、NHKの歌番組のリクエストなど、視聴者からも出場を望む声が多く届いたことなどから、初出場が決まったという。

2組は今年1月22日に同時デビュー。デビュー曲「D.D./Imitation Rain」は発売初週で合算ミリオンを売り上げる大ヒットに。先月発売のSnow Manの2枚目シングル「KISSIN’MY LIPS」は単独でもミリオンを達成。SixTONESは今月11日に早くも3枚目シングル「NEW ERA」をリリースし、既に売り上げ40万枚を突破するなど、勢いに乗っている。

音楽関係者は「2組ともデビュー初年度とはいえ、ジャニーズJr.で長く下積みをしてきたグループ。待望のデビューを経て、熱烈なファンの支持を受けて一気に加速している。十分に紅白出場に足る実力を備えている」と説明した。

デビュー前だった昨年の紅白歌合戦では、ジャニー喜多川氏(享年87)の追悼企画コーナーで、ジャニーズJr.を率いて約50人で登場した。パフォーマンス後、SixTONESのジェシー(24)は「ジャニーさんと一緒にいられてうれしかった。今後は僕らで新しい時代を作っていけるように頑張ります!」と話していた。今年は、それぞれ別の歌唱枠での出場となる予定だ。グループの個性を存分に発揮し、新時代の到来を告げる。