沢口靖子主演のテレビ朝日系ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8時)の26日第6話の平均視聴率が11・8%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は10・7%、第2話は11・1%、第3話は10・9%、第4話は12・0%、第5話は12・2%だった。

京都府警科学捜査研究所、通称・科捜研の法医研究員・榊マリコ(沢口)が専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く人気シリーズ。20シーズン目に突入し、現行連ドラとして最多シリーズ記録を更新した。

京都市内のトンネルで著名カメラマンの梶木譲士の遺体が見つかる。別の場所で殺害されたようで、マリコは着衣に白い粉が付着しているのを発見する。

そこに、藤倉甚一刑事部長(金田明夫)が組織犯罪対策課の刑事・中川昇を伴って現れる。中川によると、昨夜薬物取引が行われるという情報があったパーティーに潜入していたところ、参加者の1人だった梶木が途中で行方をくらましたという。2人は白い粉を薬物とにらんでいるようだった。

ところが鑑定の結果、白い粉は薬物ではなく岩塩と判明。梶木は死の直前、「シロギス」という魚の干物を食べたことも分かった。梶木は数年前まで一線で活躍していたが、最近は仕事を脅し取るため関係者のスキャンダルを隠し撮りしていたようだった。