NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の2日に放送された第3話の平均視聴率が17・7%(関東地区)だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。オープニングの映像では杉咲と、千代の幼少期を演じる子役、毎田暖乃(のの)らが登場し、横に並んでいる演出がされている。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、どうにか戻ってきた栗子(宮澤エマ)を引き留めるためにテルヲ(トータス松本)は、一獲千金を狙って飼っていた観賞用の鶏の流星丸を売る決断をした。そして千代と一緒に鶏の品評会が開かれるガラス工場の社長の屋敷を訪れた。そこでは売り手らが立派な鶏をだしていたが峰岸社長(佐川満男)は首を縦に振らず緊張感が張り詰めていた。そして流星丸の番が巡ってきたが評価は普通で、千代は躍起になって売り込もうとした。そこで見せた形見のビー玉から、亡くなった千代の母が子どものころにガラス工場で働いており、その縁で社長の好意で流星丸を買ってもらうことになった。そんな時、ヨシヲ(荒田陽向)は山道を涙流しながらひとり歩いていた。