15年「スクラップ・アンド・ビルド」で芥川賞を受賞した、小説家の羽田圭介氏(35)が結婚したことが20日、分かった。お相手は女優、映画監督、文筆業と幅広く活躍する中神円(27)で、既に婚姻届も提出している。羽田氏は、今日21日発売の「週刊プレイボーイ」(集英社)の連載「作家・羽田圭介 資産運用で五億円の豪邸を買う。」の中で結婚を報告する。脚本、編集も担当した。

中神は、日刊スポーツの取材に文書で応じ、結婚を認めた。中神が寄せた文書は、以下の通り。

「結婚の報告」

私、中神円は小説家・羽田圭介と結婚しました(※夫の敬称を省略しているのは、身内に敬称をつけるべきではないという夫の意向によるものです)結婚はしましたが特段大きな変化は無く、私は今後も俳優業のみならず、俳優ならではの視点を活かした監督業、脚本やコラムの執筆といった幅広い表現の分野で活躍できるよう精進して参ります。

それなりに夫を近くで見てきましたが、未だにわからない面も多く、これから一生を掛け知っていこうと思っております(※上記文章を夫に見せたところ「一生は掛からないんじゃないか」と言われましたが、下手したら一生分からないかもしれません)。

中神円

(コメントは原文のまま)

◆羽田圭介(はだ・けいすけ)1985年(昭60)10月19日、東京都生まれ。明大付属高2年時に小説を書き始め、03年に17歳で書いた「黒冷水」で文芸賞受賞を受賞し小説家デビュー。08年に一般企業に就職も1年半で退職して専業小説家となる。「スクラップ・アンド・ビルド」は16年にNHK、12年の「盗まれた顔」は19年にWOWOWでドラマ化。自身も17年にNHKドラマ「富士ファミリー2017」で俳優デビューし、18年にはミュージカル「スコア!」に出演。

◆中神円(なかがみ・えん)1993年(平5)7月30日、東京生まれ。スカウトを受けて芸能界入りし、15年にTBS系「ホテルコンシェルジュ」、17年にテレビ朝日系「ドクターX~外科医・大門未知子~」に出演。18年には短編映画「世界で一番最後の魔法」(森田博之監督)に主演。今年5月に関西テレビで放送された「東京男子図鑑」にも出演。血液型O。