落語家の林家こん平さん(はやしや・こんぺい、本名笠井光男=かさい・みつお)が17日午後2時2分に誤嚥(ごえん)性肺炎のため亡くなった。77歳だった。所属の落語協会が21日、発表した。葬儀は近親者のみで19日に執り行ったという。新型コロナウイルスの感染拡大が収束した後に、お別れ会を開くという。

◆林家こん平(はやしや・こんぺい)1943年(昭18)3月12日、新潟県長岡市生まれ。本名・笠井光男。58年に初代林家三平門下に入り、林家こん平を名乗る。62年に二つ目昇進、72年に真打ち昇進。66年に「笑点」のレギュラーメンバーとなり、「チャラーン!」で人気者に。著書に「チャランポラン闘病記」がある。卓球好きで、三遊亭小遊三とともに「らくご卓球クラブ」を創設、世界ベテラン卓球大会に出場経験もある。

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